アフリカ縦断旅へ エジプト編
こんにちは!
たいすけです!
アフリカ大陸を縦断旅のこと、あげていきたいと思います。
今回は、エジプトで感じたことを書かせて頂きます。
念願のピラミッドが見ることが出来るということで、胸の中はワクワクでした。その反面、ドキドキな気持ちが僕を襲ってきました。
なぜなら、この旅をする前にヨーロッパを旅し、日本では見ることが出来ないようなおとぎ話の世界のような街の光景から一変し、街一面が砂漠だったのです。
それは、ウクライナからエジプト行きの飛行機で感じたことでした。
エジプト領に入り、空から見る景色が一色の黄土色でした。
この景色を見た瞬間、僕はこの旅をやめようと思ってしまいました。先入観を持ってしまったのです。
あの砂漠には危険なことや、怖いことが待っているのではないか、襲われたりしないだろうか、テロが起きないだろうかと次々と不安な事が頭の中を駆け巡りました。
この旅のスタート地点であるエジプトでそのような事を感じてしまったので、ここから先の南アフリカまでには、一体どれだけそんな事を感じながら生きていかなければならないのだろうと思うと胸が痛くなってしまいました。
帰りの飛行機のチケットも買っていなかったので、空港に着いたらすぐに買って、日本に戻ったらこの不安も解消される!
でも、、、このまま諦めたらカッコ悪いし、日本にいて応援してくれている人たちに顔向け出来ないと思いました。
この飛行機の中では、今までの人生の中で一番葛藤し、自分と向き合い続けた時間でした。
と考えている時間も束の間、空港に辿り着いてしまいました。
気付いたら、エジプトの市内に出るためのバスに乗っていました。
勝手に身体が動いていたことから、自分の中で覚悟が決まっていたのだと思います。
こちらがバスの光景!!
これは空港から乗った時の状態でしたが、こっから停留所という概念は無く、
次々と人が乗ってきて、バスのドアは全開。そして、人が外に半分はみ出している状態で、前と後ろ、横と横の車間距離はスレスレのスリリングなドライブが始まったのです。
市内に着いて、その日はゲストハウスに泊まりました。
そして次の日、念願のピラミッドに行きました。
近くの駅から電車に乗って、そこから乗合バスに乗り込んで行くのがピラミッドへの行き方でした。
そして、僕が感動した事がありました!!!!
それは電車内での出来事です!!!
「女性、子ども、お年寄り」の方が席に座れず立っていたらすかさず、席を譲りお互いが握手をし合うといった光景が車内のあちらこちらで行われていました。
これを見た時、僕はとても感動しました。
日本には優先座席もあるし、そういった人たちへの配慮はなされているが、中々人に席を譲るとなると周りから注目もされるし、少し勇気のいる行為と思っている人は少なくないはずだ。
それをエジプトの人たちはサラッと行える事に感動した。
とても気持ちのいい光景だった。
そして念願のピラミッドに着いた。
こちらが噂の景色だ。
スフィンクスの目線の先にはケンタッキーがあるという噂は本当でした。
厳密にいうと三階建ての建物で、1、2階がケンタッキー、3階がピザハットでした。
そこの2階の窓から見るとちょうど目が合っているのではないかと感じました。
こんな感じでした。
やっと教科書の世界が現実になりました!!!
もう一つエジプトで感動した事があります。
それは人と人との壁が無いということです。
エジプト人からすれば外国人である日本人に対して握手を求めてきたり、写真を撮ろうと求めてきたり、はたまた、この国に来てくれてありがとうと感謝してくれる人もいたり、本当に暖かい国でした。
エジプト人からすると日本人は珍しいからそんな事をしているのかもしれないけど、僕にはそれは一切感じなかった。それは彼らの表情や態度からしてそれがわかります。心から思っている事だと。
エジプト人のほとんどがイスラム教を信仰しており、宗教を信仰している国であるがそういった宗教も関係なしに人と人との繋がりを強く実感した出来事でした。
本当にこの国は居心地がよかったです。
人たちは、人懐っこいし、暖かいです!
普通に道路を歩いていたら、10人くらいのエジプト人学生から声をかけられ、写真を一緒に撮ろうと言われ、交通量が半端ない道路の真ん中で超爆音のクラクションを鳴らされながらリラックス出来ず、命の危険を感じながらの写真撮影はこれから先、一生経験することはないでしょう笑笑
最後に、、、
それぞれの国には主食というものがあります。
エジプトには、「コシャリ」といったお米とペンネと豆をミートソースで混ぜた食べ物が主食です。
味は上記のものを混ぜ合わせた味です。つまりそのままです!
とても美味しかったです!!
エジプトに行ったら一度は食べると思うので、是非食べてください!!
結局何が言いたいかというと、
先入観や固定観念で判断するんじゃなくて、実際に自分の目で鼻で口で耳で肌でその身体全てで感じたこと、見た事が全てだという事です。
そうする事で、物の見方があらゆる視点で見る事が出来るんじゃないかと思います!!